大阪南部の医療は再生できるのか。
このままいけばもうすぐ医療崩壊の大波が襲ってくる。
それが参加者の共通の思いである。
7月19日堺市「大阪南部の地域医療を守ろう」と題するシンポジウムが開催され堺市・富田林市医師会長をはじめ各自治体の病院長も含め900名が参加した。
大阪南部は堺・泉州・南河内の三つの医療圏からなっている。
数年来、救急医療の崩壊・病院の縮小・廃止がおこり医療崩壊が顕在化している地域である。
医師不足・医療機関の経営困難打開は医療機関の共通の課題になっている。
医療難民にはなりたくないと大阪南部の市民は考えている。
その思いがシンポジウムに多くの参加者を参集させた。
各医療機関の医師確保・経営改善の努力、そして医療機関ごとの連携・支え合いの実践例が報告された。
また救急車・救急病院の適正利用の取り組みの報告もあった。
でもそんな地域の個別の努力だけでは医療崩壊の大波は防げない。
医療費増が国をつぶすという医療費亡国論を振りまき推進している低医療費政策を転換しなければ地域医療は守れない。
日本の総医療費をG7平均のGDP比10%以上にしなければ日本の医療は崩壊してしまう。
医療を再生させるために何としても低医療費政策を転換させる。
そのために今回の衆議院選挙で政権交代を実現する。
そして市民がパワーを発揮し続け、新政権に医療再生政策の実行をせまる。
これが大切、政権交代だけでは裏切られる可能性がある。
そんな思いが湧き上がるシンポジウムであった。
医療崩壊はストップできる。
大阪南部の医療は再生できる。
必ずやり遂げよう。
私もその礎になりたい。
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