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2011年11月12日土曜日

反独裁を明確に主張する平松邦夫氏を支持します ためらいを捨て反独裁で力をあわせましょう

13日には大阪市長選挙が告示されます。大阪では府知事選挙も同時に行われてます。このダブル選挙の最大のテーマは独裁政治を明確にめざす橋下維新をストップするか否かです。


橋下氏が独裁をめざしていることは明らかです。本人が「独裁が必要」と明言しています。 今のところ彼は選挙制度を否定していません。逆に知事は選挙「民」に選ばれたことを錦の御旗にして教育委員会も教師も職員も「民」に選ばれた知事の命令に従って動け、命令に従わないものは解雇すると恫喝してきました。さらに少数派の議員の批判に対しては「もっと議席をとってから言え」と居直るのです。そして要求を出す府民には「あなたが政治家になってそういう活動をやってください」「それはじゃあ、国を変えるか、この自己責任を求められる日本から出るしかない」と言ってのけるのです。たしかに知事も府会議員も選挙で府民に選ばれました。しかし選挙では、任期中の全ての政策が明らかにされ、そのすべてに選挙民が賛成して投票できるわけではありません。それどころか一つのキャッチフレーズが投票結果を左右することが多いです。それが現行の民主主義の限界です。だから選挙よって民の信託を受けた自分(達)に、すべてのものは従う義務があると言うような振る舞いするのは間違いです。選挙で選ばれた知事や府議会の多数派は皇帝でもなければ、支配階級でもありません。こんな政治を進める橋下氏は独裁政治の道を進んでいることは明らかです。彼は次は国政に進出すると明言しています。ここでスットップしなければなりません。


平松邦夫氏は反独裁を明確にしています。一切のためらいを捨て平松当選へ力をあわせましょう。立候補を辞退された渡司孝一氏の英断を高く評価します。たしかに平松氏の四年間の市政に賛成できないところは少なからずあります。しかし独裁に反対し民主主義をまもる点で一致します。今の局面ではこれが最優先課題です。


ヒットラーも最初は選挙で選ばれました。下品で無教養な男に何ができるかとの油断が足下をすくいました。まだ大丈夫との楽観が手遅れにしました。歴史の教訓に学ばなけばなりません。ハシズムノーを合い言葉に思想信条の違いを越えて力を合わせましょう。

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