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2010年4月26日月曜日

頑張れ鳩山首相

5月末に決着をつけるという普天間基地問題、国民は固唾を飲んで注目している。鳩山首相は民意を尊重する立場を堅持しながら解決策を模索している。
気になるのは、アメリカ側の辺野古移設が最善でありすでに決着済みとの立場を崩さないことである。国民の意志を反映しない前政権との約束を盾に真摯に日本側の意見を聞かない米側の態度は納得がいかない。核テロサミットの際に首相の公式会談の申し入れにアメリカ側が応じなかったのは腹立たしい。日本にたいしてアメリカは未だに戦勝国の意識が残っているのではないかと疑う。
4月26日徳之島でそして4月25日沖縄で大規模な集会が開催された。普天間の移設を受け入れる地域は国内にはどこにもないのは明らかである。鳩山首相がそのことをきっぱりとアメリカに言う時が来ている。明確な日本の意思表明がアメリカに解決の途を選ばせる。国民は鳩山首相にそれを期待している。
日本は独立国である。いかなる基地であれ両国の合意なしには存続できない。アメリカが日本を対等の同盟者と本当に考えているなら、日本の主張を踏まえた解決策が必ずでてくる。アメリカは一事に固執してすべてを失うことを絶対に選ばない。頑張れ鳩山首相。