Translate

2012年1月27日金曜日

毎日の「電力予測」を見ていると脱原発への希望が湧いてきます


寒い日が続いています。脱原発・「電力不足」対策にむけて様々な節電が行われています。冬の電力不足を心配していましたが、需要・供給比が90%以下で推移しており2月に高浜3号機が停止し原発からの電力供給がゼロになってもこの冬を停電なしで越せるようです。

昨年関電は10%の節電を要請しました。 
 「関電によると、年内は最大想定需要を上回る供給力を確保できる見通し。だが、来年1月は2665万キロワットの想定需要に対し、供給力は2522万キロワットにとどまり、5・4%不足する見込み。2月には高浜3号機も検査に入り、供給力は2451万キロワットに減り、需要を8・0%下回るとみている。」
(関電、稼働1基に 電力需給、綱渡り 大飯原発2号機、定期検査で停止

非常に寒かった1月26日を見てみると需要電力2448万kW、電力供給力2769万kwでした。需要が予測より217万kw少なく、供給が予測より247万kw多くなりました。需要下方へのずれは節電努力の成果でしょうか。8%の節電です。原発2基分以上の節電ができたことになります。

供給の上方へのずれはなんでしょうか。たかが数か月先の予測で10%のずれがでるのは理解できません。関西電力が説明するべきでしょう。

126日の供給力と需要との差は321万kwです。大飯原発2号機の発電量は87万kwですから。2月にそれが停止しても余裕があります。

関電の電力供給力には再生可能エネルギーはゼロとカウントされています。これが実態を反映しているとすると、関西電力は原発に極度に依存し再生可能エネルギーの開発をサボタージュしてきたことがはっきりわかります。脱原発・再生可能エネルギーに転換させなければなりません。

0 件のコメント:

コメントを投稿