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2016年8月20日土曜日

緊急に10万人以上乗降客のある駅にホームドアの設置を

  東京メトロ銀座線青山一丁目駅での転落死亡事故は非常に痛ましい事故です。毎年全国で3600件を越す転落事故が発生し死亡事故も続いています。ホームドアの設置が必要だと言われて何年も経過しています。ホームドア設置は進んでいません。1日に10万人以上乗降客がある駅が全国に251あります。青山1丁目駅もその一つです。設置済みは77です(16年3月現在)。設置率30%です。設置が進まない理由は多額の費用がかかるためとされています。
 どれだけの費用がかかるのでしょうか。JR東日本によると山手線全29駅に設置するのに約550億円とのことです。一駅あたり19億円です。そのデータから推計すると10万人以上乗降客がある駅全てに設置するには3300億円かかります。人の命を守るための必要な費用です。
 リニア中央新幹線の東京・名古屋の総工費が5兆5千億円です。大阪まで延伸すると9兆円です。JR東海単独では財政的には困難なため国費を投入する計画になっています。ホームドア設置はリニア新幹線の3.7%の費用でできます。鉄道会社だけで実施するのが困難なら、政府が財政支援を行えばできます。

2020年東京オリンピックまでにホームドアの完備を
リニア新幹線より、まずホームドアの設置を
お金より命を優先しましょう

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