9月16日づけの朝日新聞は上の見出しの記事を掲載している。15日に階差された「ポスト3・11」の日本再生の道筋を探る「朝日地球環境フォーラム2011」(朝日新聞社主催)での服部拓也氏(日本原子力産業協会理事長)の発言要旨だ。
1、福島事故前は原子力が安定供給の柱だった。
2、今後、電気は三つの要素(安定供給、環境性、経済性)に「安全性」を加えた四つの要素を同時に達成する電源構成が必要。
3、エネルギー政策は国の根幹なので、国民にも責任ある関与が求められる。
4、将来も原子力という選択肢を維持、確保することが国益にかなう。
エネルギーの安定供給は国益だ。電力の安定供給に原子力発電はかかせない。国益を守るために原子力発電の維持・確保しなければならない。
原発維持論者の論点は単純だ。「原発がなければ電気が足りなくなる」である。この点について国民は「責任ある関与」をして議論しよう。
「原発がなければ電気が足りなくなる」は真実か。よく考えてみよう。
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