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2011年9月21日水曜日

再稼動することが決まっている原発ストレステストなどありえない

 野田首相は米紙ウォールストリートジャーナルのインタビューに対して「原発再稼動なしに来年の夏を迎えることは絶対にない」と断言した。理由は再稼動がないと、電力不足になり経済が打撃を受けるからと述べた。再稼働宣言である。


 電力不足になるかどうかの議論はひとまず置いておく。安全性の確認もできていない現在の時点で必ず稼動するとなぜ断言できるのか。その根拠を明らかにする必要がある。


首相は再稼動の前提として安全性についての住民の納得が必要と述べている。「安全性」を確認するために「ストレステスト」をするのではなかったのか。再稼動を断言できるのは、実施していない「ストレステスト」に合格することがすでに決まっているということか。


 経済の発展の為にという錦の御旗の前に安全安心を犠牲にするのでは自公政権となんの違いもない。そんな再稼動宣言には国民は同意しない。

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