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2010年2月15日月曜日

21世紀を平和と人権そして安全の世紀へ

21世紀は戦争と格差・貧困そして災害で明けました。この世紀を平和と人権そして安全の世紀に変えていきたい。それが私たちの望みです。
私たちは09年構造化改革=新自由主義政策をすすめてきた自公政権を打倒しました。この10年間医療と介護の現場における格差と貧困の実態を可視化する取り組みをし、政策の転換を訴え続けてきたことが力になりました。思想信条をこえた憲法9条をまもる協同をつくりだしたことが一路改憲の流れを変えました。自民党と構造改革を競っていた民主党をして「コンクリートから人へ」とのスローガンを掲げさせたのもわれわれの運動です。オバマ米大統領に「核兵器のない世界をめざす」言わせたのもわれわれの力です。よくぞ盛り返したとお互いを褒めあいたいと思います。
 暗い序曲で始まった21世紀は、09年に民衆の力で転換へ動き出しました。しかしこの流れが容易に続くとは思えません。貧困と悲惨が戦争の火種になりうることは歴史の事実です。逆流を許さない運動を如何に構築するか。それが問題です。
 イマジネーションを如何に刺激したらいいのでしょうか。民衆が自らの困難だけでなく社会全体の困難の事実と構造を把握できる。その理不尽さに怒りを持てるようにする。そして世界各地で起こっている平和と人権そして安全をめざす運動に連帯と信頼を持ち続けることができる。そんな運動を職場から地域から盛り上げたいと思います。

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