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2011年10月2日日曜日

NHKスペシャル「原爆投下 活(い)かされなかった極秘情報」が再放送されます


201186日(土)に放送された上記番組が、20111029(土)午後305分~403分A総合テレビで再放送されます。非常に興味深い内容ですので見落とされた方は是非視聴されることをお勧めします。

以下NHKオンラインよりの引用です

原爆投下に向けた米軍の動きを事前に察知していたことが、新たな証言と資料から明らかになってきた。日本軍の諜報部隊が追跡していたのは、テニアン島を拠点に活動するある部隊。軍は、不審なコールサインで交信するこの部隊を、「ある任務を負った特殊部隊」とみて警戒していたのだ。86日、コールサインを傍受した軍は、特殊部隊が広島に迫っていることを察知。しかし、空襲警報さえ出されないまま、原爆は人々の頭上で炸裂した。そして9日未明、軍は再び同じコールサインを傍受、「第2の原爆」と確信した。情報は軍上層部にも伝えられたが、長崎の悲劇も防ぐことはできなかった。

敗戦が不可避になった状況で、参謀本部の関心事は天皇制の温存と軍指導部の戦争犯罪者としての処罰の回避であった。原爆投下の情報を事前に入手しても、空襲警報も鳴らさず、迎撃機も飛ばさず、アメリカのなすがままにさせた。天皇も参謀本部の軍人も広島・長崎から遠く離れていた土地におり自分たちには何の危険もなかったからである。

原爆投下情報は活かされなかったが、その活かされなかった歴史の事実から学び未来に活かすことが私たちの責務だ。

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