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2009年10月17日土曜日

熱中症を予防しましょう

熱中症とは?

熱中症は暑熱障害ともよばれます。
日常生活での熱ストレスが原因でおこる病気です。
熱中症による死亡は年200~500人にのぼります。
身近で、時に死にいたる危険な病気です。

熱中症の症状

高温(多湿)の環境にいた人が、発熱、多量の発汗(逆にまったく汗をかかない)、筋肉のけいれん(こむら返りなど)、頭痛、めまいや吐き気、全身の倦怠感、失神症状、意識障害、全身のけいれんをおこせば熱中症の可能性が高いです。
すぐに涼しい場所に移し、体を冷やし、水分を補給しましょう。
それでも改善がみられず、自力で水分が飲めなかったり、意識がもうろうとしたりしている場合は、医療機関を受診する必要があります。

熱中症の予防法は?

高温の環境をなるべく避け、熱が発散しやすい風通しがよい服装を心がけましょう。
室温が28℃を超えないようにクーラーを上手に利用しましょう。
運動は24℃を超えれば常に熱中症の危険があります。
給水対策を意識しておこない、31℃を超えた時は避けるようにしましょう。

熱中症を防ぐ、社会的支援が必要

私の所属する医療機関では熱中症の予防のために04年より毎年夏に熱中症のリスクの高い方の自宅を訪問しています。
経済的困難を抱えクーラーを使えない人、認知症で判断力が落ちている方が高温環境にうまく対処できていません。熱中症のリスクは社会的弱者に厳しく襲いかかっています。
社会的支援が必要です。

地域から熱中症死亡事例を出さないようにしましょう。

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