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2009年10月17日土曜日

新型インフルエンザの大流行に備え肺炎球菌ワクチンの公費接種を

今回の新型インフルエザの病像が次第に明らかになってきています。
死亡例の多くは細菌性肺炎を併発していました。

成人の肺炎の第一の原因は肺炎球菌です。
それに対するワクチンが実用化されています。
感染症学会は予想される秋のインフルエンザ流行にそなえ「65歳以上の高齢者や慢性の呼吸器疾患並びに慢性心疾患、糖尿病などをお持ちの患者にはこのワクチン(肺炎球菌ワクチン)の接種を積極的に考慮して下さい」と提言しています。

アメリカでは65歳以上の方に対してワクチン接種が保険でカバーされているため接種率は70%と報告されています。
しかし日本では全額自己負担のため接種率は4.17%にとどまっています。
全額本人負担で接種すると七千円ないし八千円かかります。
全国約100の地方自治体では公費助成をおこなっていますが一部地域です。
国として肺炎球菌ワクチンへ公費助成することが必要です。

新型インフルエンザに対策は国民的課題です。
政府の決断を要望します。

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