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2009年10月17日土曜日

後期高齢者医療

○後期高齢者医療制度がいろんなところで話題になっている。年金からの保険料徴収、定額医療に医療制限。しかたがないという声はほとんど聞かない。「こわいですね」、これが一番多い。何がこわいのか。この国が自分を含めた高齢者をあからさまに邪魔にして見捨てた。かつて本土を守るためにとの理由で沖縄県民に自決を命令した国。それを再び高齢者に対して行う。それがこわい。○仕方がないと言い捨てるのは官僚と与党政治家だけである。国の財政を守るためにという理由で高齢者を踏みつけにする。したり顔の官僚や与党政治家の想像力の欠如と人間性の欠如が憎い。ただでさえ自分で自分の面倒を見られなければ早く死んだほうがましとの風潮がつよいこの国で、高齢者医療制度を実行することはそれに拍車をかけることになる。誰かを踏みつけにして守られる、この国の繁栄も個人の幸せもあり得ない。○文句があるなら対案をだせという。対案ならいくらでもだそう。民医連は「医療福祉再生プラン」を発表している。ただはっきり言いたい。憲法を守り政治に高齢者を含めた一人ひとりを大切にする世の中をつくることが官僚や政治家の使命ではないか。国民に不安ではなく、安心を与えるプランをつくり実行するのが君たちの仕事ではないか。それが出来なければ職を辞しなさいと。

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