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2009年10月17日土曜日

WBC日韓戦終了後、両チームはエールの交換をしてほしかった

 スポーツでの日韓はよきライバルお互いをたたえ合い切磋琢磨しよう。

WBCでの日本チームの2連覇で日本中が沸きかえっている。
WBCの奇妙なルールにより日本は韓国と5回対戦し3勝2敗となり、日本が1位韓国が2位となった。
韓国チームは非常にパワフルで、どちらが1位になってもおかしくなかった。
近年、野球だけでなくサッカーでもアイススケートでも日韓がライバルとしてお互いの力を競い合うようになっている。
非常にうれしいことだ。

テリー伊藤氏はテレビ番組で「ボクは韓国に感謝している。日本が強くなったのも韓国がいたせいですよ。韓国が頑張っていなければ、日本はアメリカに負けていたかも……。」(http://www.j-cast.com/tv/2009/03/25038188.html)と述べている。

同感だ。
隣り合う両国が切磋琢磨し合うライバルとしてあることは非常に喜ばしいことだ。
しかし競い合うことが偏狭なナショナリズムを刺激して、「韓国(日本)だけには負けたくない」との風潮が感じられることに困惑している。

asahi.comは日韓両国のプロ野球で活躍した新浦寿夫氏のコメントを次のように伝えている。
「気がかりなのは、今大会でも、2次ラウンドで日本に勝った韓国がマウンドに国旗を立てるなどしたことだ。ライバル心が以前のままのように見える。対する日本も平常心で戦えていないようだ。『どうして特別な感情が試合を支配するのか』と寂しく思う。」 (http://www.asahi.com/sports/update/0324/OSK200903240035.html

歴史認識を明らかにした上で、お互いの今を尊重・尊敬しあう関係が大切だ。

そこで一つ提案する。
野球も国際大会では、試合終了がサッカーやラグビーの様にお互いが握手をしあい称え合うことを習慣にしてはどうか。
気持ちがなければ意味はないかもしれないが、まず形から入ることも大切と思う。
次の対戦ではそうなることを願っている。

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