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2009年10月17日土曜日

世界の力を結集するために新型インフルエンザサミット(H1N1)を

メキシコに2日、日本からの支援物資が届いた。
マスク19万枚や手洗い用消毒液約1400本など2100万円相当。引き続き1億円相当の支援物資が贈られることになっている。
中国も4億8千万、世界銀行も25億円の支援をすると報道されている。
非常に喜ばしいことである。

WHO事務局長マーガレット・チャンは声明で「過去の経験から、インフルエンザウィルスは豊かな国では比較的軽い症状の病気を起こすにとどまりますが、途上国においては死亡者を伴う深刻な事態を引き起こす事がわかっています。どうような状況であれ、国際社会は、今回の出来事を危機に対する備えと対応力を強化する機会と捕らえるべきです。今こそ、国際社会が一致団結する機会であり、全ての国の全ての人のための、危機対応策と解決策を模索していくべきです。なぜなら、パンデミックにおいては、全世界の人々が等しく脅威にさらされているからです。」((2009年4月29日)と述べています。
今この時期に自国民だけを守ろうとしても、自国民すら守れない。
国際社会が一致団結する時である。

先進各国の感染対策がすすみ一路パンデミックへの危険はやや落ち着いた感はあるが、経済的・技術的弱者の国の対策の進展が気がかりである。
とくにこれから秋から冬に向かう南半球諸国の支援を世界規模の協力で行う必要がある。

保健・医療・財政・経済に及ぶ世界的対策はWHOの役割を超えるものである。
日本政府は世界各国に対して新型インフルエンザ(H1N2)サミットの開催を呼びかけることを提案する。

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