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2009年10月17日土曜日

大阪府庁のWTC移転を熱望する橋下知事への提案


橋下大阪府知事殿

WTCへの大阪府庁の移転を熱望されていると聞きました。
わたしは府庁が古より大阪の行政の中心であった上町台地から離れることの意義をまったく感じません。
府庁だけが移転し、府警本部や政府関係の事務所が残ることは行政の効率を落とすことになります。
特に咲洲に移転することは府民のアクセスも悪く、災害時に孤立する可能性が大で止めるべきです。
知事がどうしても、咲洲移転を実施したいなら、以下の点を準備されることを提案します。

1、震災・津波時は咲洲への自動車交通は遮断される可能性が大です。
その際は、知事を含めた大阪府職員は液状化した道路を自転車を押して通行し、ある場合は大阪湾を泳いでわたる必要があります。
エレベーターが故障したWTC内の高層フロワーへの階段を駆け上がる必要があります。
知事を先頭に全府職員がスイム・バイク・ランのトライアスロントレーニングを始めてください。
毎日ドリンク剤を飲んでTVコマーシャルのように頑張れるようになってください。

2、咲洲・WTCは孤立する可能性があります。
府民を救援するどころか咲洲の知事・職員を救援する必要が出てくると思われます。
府民はそんな所に移転して災害にあったのは自己責任だとして、知事や府の職員を見捨てることはありません。
しかし、優先の救援対象にはなりません。
交通が途絶した中では救援は簡単に進みません。
救援物資が届くまでの食料・水を備蓄してください。
しばらくの間の耐乏生活を覚悟してください。
橋下知事は月に1回は一日カンパンと水で暮らす練習をしてください。

3、震災時は咲洲府庁では救援活動の指揮をすることは困難になります。
災害対策計画を改定して仮設府庁舎をどこに建てるか検討し予算と資材を今から確保してください。
私は地盤のしっかりした大手前公園に仮設府庁を開設するのがいいと考えます。
仮設開設の際は先住の方々に「これまでは失礼しました」とちゃんとあいさつしてください。

本当に心配しています。
真顔で提案します。

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